おごり、おごられるということ
4/26日記の3段目に笑いを取ろうと書いた自虐ネタ。
読み返すと、ちょっとずうずうしい女臭がするので、フォローしてみたいと雑記です。
「おごり、おごられる」ということ
男は女に奢るもの?
まず「男性は女性におごるもんだ」という前提はないです。でも、あってもいいと思ってもいます。そういうラッキーが沢山ある女性は、素直にうらやましいなぁ(´∀`)って感じ。私は基本ベースにない、ということです。
誘った方が奢るもの?
「誘った方、誘われた方」だと、もう少し“奢られること”が前提になる気もします。でもこれもケースバイケースですね。誘われた場合でも割り勘にする時があります。その理由としては“誘ってくれて楽しかったよ、ありがとね”があります。
年上ならば、奢るもの?
「年上、年下」になると、もう少し理由に強さが増す気がします。これについては、恩師に言われた言葉がずっと胸にあります。
貧乏学生だった頃、よく教授に食事や飲みに連れていってもらいました。そんな席での会話は、日々の授業よりも濃くてホントに楽しかった。「いつもごちそうになってすみません」と言うと、恩師はこう言いました。
ごちそうになることばかりじゃなく、いろいろ若い頃は先輩に甘えていいんだよ。そのかわり、自分がお世話になった先輩の歳になったとき、同じように後輩にしてあげられる人間になればいいんだ
コレ、今の自分の、考え方のベースになってます。
でも……その日ぐらしで、後輩にキップのいい所を見せるどこじゃない近年。先生ごめんなさい。まだその境地までは遠そうです(泣
きっちり割り勘のデート術
締まり屋さんの知人は、デートを完全ワリカンにしていました。方法も徹底していて、まず彼と会うとデート用のお財布に2人で同額を入れ、全ての支払をそこからする。そして、さよならする時に残金があれば半分づつ戻すんだそうです。へ~……と思ったけれど、しっかり者の若い2人なんだなぁと納得も。
将来、旦那さんに毎日昼食代500円だけ渡して、牛乳パック再利用して子供の椅子を作ったりする主婦になりそうでもあるけれど。いや、やっぱり偉いな。きっと家計をあずかるって、そのぐらいの心づもりがないとダメなんだ。
「ごちそうさま」で怒られた
そういえば。20も歳が離れた人と初デートの時、ホテルのレストランで食事をし、レジで「ごちそうさまでした」と言ったら「恥ずかしいからそんなこと言うなよ!」と怒られたことがありました。私の常識にはないレスポンスだったので、正直かなり引いた。真意はなんだったのかと、今でも謎でたまに思い出します。
すっごい奢ってもらった知人
なんでも払って(奢って)もらえるということが、ある意味女性のステータスになることは否定しません。飛躍しますが、パパという存在(梅宮達夫似の48歳)がいた知人を思い出します。
「とっても優しい社長さんなんだ。奥さんにはもう愛されてなくて、私の部屋に来たときはホントに素の自分になってくれる。だからいつも家庭料理を作ってあげるんだ」と嬉しそうだった。
ほどなく、繁華街で2DKの、まわりは外国人だらけなアパートからオートロックのマンションへ移り、車も買い替えた。「古い家具は全部捨てちゃった」と聞いた時は、肉ジャガにサバ味噌にキンピラにXXXでこんなにしてもらえるんだ。それなら私は豚汁に五目ご飯に天プラだって揚げちゃうぞ、などと思ったものですが(←バカ)
酔っぱらっては不倫の辛さを訴える電話に付合い、泣きながら深夜に「今から死んでやる!」という壊れぶりをなだめながら1ヶ月もたった頃。「久しぶり、元気?今事情聴取から帰ってきたんだけどさぁ」と、やたらサバサバした電話が。いったい何ごと!?……
「3ヶ月前に◯◯に入った強盗覚えてる?あの人、犯人だったんだって」
……って、ちょ、まっ!
「急に大金入って、アタシ以外にも派手に使っててバレたらしいよ。使い道とか全部調べなきゃならないらしくって、警察に呼ばれてたんだぁ」
えーと、えーと……私もその社長さんと一緒にウーロン茶飲んだんだけど(動揺)たしかに虎柄のセーター着て、金にオニキス付いた指輪してたけど……
「で、で、これからどうすんの?!」
「うん、実家には戻れないから、◯◯に流れるよ。落ち着いたら連絡するから。元気でね」
……あれから連絡がないが、彼女は元気でいるだろうか。
結論
●もらったものは返さなくていいオゴリなら大歓迎
●仲のいい人とはまた楽しく会うためにもワリカンが吉
●金のないヤツはぁ俺んとこへ来い♪俺もないけど心配すんな〜(by.植木等)
……うまくオチてませんが。