「劇場版 仮面ライダーディケイド&侍戦隊シンケンジャー」を見てきました
劇場版 仮面ライダーディケイド&侍戦隊シンケンジャー
今回は「仮面ライダーディケイド」と「侍戦隊シンケンジャー」の2本だてです。
http://www.tv-asahi.co.jp/dcd-shin/
お目当ては仮面ライダー。楽しみにしていました。そして、楽しかったです。この余韻でまた2週間ぐらいがんばれそうな気持ちになりましたw
小さいお友達と大きいお友達で、モミクチャにされるだろうと覚悟して行ったシネコンはガラ空き。4組ぐらいしかいない貸し切りスクリーンで、大迫力のオールライダー大集合でした。
以下、ネタばれってほどの感想じゃないんですが。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
平成仮面ライダーシリーズ10周年記念作品とのことで、目玉は過去の仮面ライダーが全て登場した点。テレビシリーズだけではなく、映画やVシネマ作品でリリースした「仮面ライダーシン」「仮面ライダーZO」「仮面ライダーJ」といったライダーも登場しました。
歴代のライダーを動画サイトで予習してのぞみましたが、近年の映像美、クオリティの高さに圧倒されました。アクションとその効果CGすごい。迫力が怖いぐらい。でもよーく見たら、背景で破壊される町並みのビルとかが工作みたいなレベルでちょっとショボかった。ウルトラマンのクオリティぐらいあるのかと思ったのですが、そのへん、どなたか詳しい方いらっしゃったら事情聞きたいです。
内容はもう少し練れたストーリーや設定だったらいいのに…と正直微妙。でもライダー全カタログとしての大集合はとても楽しめました。大集合してたのはライダーだけじゃなくて怪人も。歴代の○○男がこれでもかとウヨウヨ攻めて来て、ものすごく気持ちが悪かったです
私が大好きな「ライダーマン」は、GACKT様が友情出演っぽいぐらいしか出てこなかったのでナーンダって感じでしたが、主人公を奮い立たせるキーマンとしての憎い登場でした。
「仮面ライダーアマゾン」も、片言の日本語をしゃべっててかわいかったです。
歴代ライダーの中の人は、大人の事情なのかな〜って人選だったのでそれも残念でした。橋田壽賀子ファミリーの人とか。平成になってからのイケメンライダー達も全部は出てきません。
侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦
意外によかったのが同時上映のシンケンジャー。時代物の設定も丁寧で、ずいしょに散りばめた往年の名時代劇で使われてそうな決め台詞など、楽しめる内容でした。馬に乗って出陣するシーンはCG合成もあると思いますが、とてもよく出来ていて格好良かったです。
以上、ネタばれってほどでもない感想終わりw。
仮面ライダーシン
今回で、とても興味を持ったライダーがいます。予習をしていったものの付け焼き刃で、登場するライダーの半分も名前が言えませんでしたが、その予習で見つけた「ライダーマン」に次ぐ異色ライダー、名前は「仮面ライダーシン」。
1992年にVシネマで1度きり作られた作品だそうで「バッタ男としてのライダー像を突き詰め、リアリティのある大人向け作品として企画された」とかの、ものすごく怖い見た目なんです。全ライダーが並ぶ絵に、ひとりショッカー怪人が混ざっちゃったような違和感。大きなお友達がちゃんと説明してあげないと、小さなお友達はライダーと思わないんじゃないかと思います絶対。
ご興味ある方がいればと思うので、一応動画貼っておきますがグロいです。怖いの苦手な人は見ない方がいいです。クローネンバーグ監督の映画「ザ・フライ」の元になった「蠅男の恐怖」を思い出しました。