煮干しで出汁を取ることに挑戦してみた
2月14日は「煮干しの日」
今年のバレンタインデーも無事終わりました。2月14日はバレンタインデーの他に「煮干しの日」でもあるそうです。214(にぼし)の語呂合わせだとか。1は棒ということで「ぼ」と読ませるらしい。考えついた全国煮干協会の人は嬉しかったんだろうなー(誰得w)
煮干の日のロゴマークは、とても素晴らしい。煮干しのパッケージにこの子がいたので、ずっと気になっていました。
辰巳芳子さんの煮干し出汁
子供の頃、味噌汁に煮干しが入っているのが苦手で、今でもやってみようと思えないでいた。なんとなく魚くささが気になってしまい…。
でも、料理研究家・辰巳芳子さんの煮干し出汁の取り方を見た。なんか煮干しが呼んでる、これならいけるかも…とやってみることに。
辰巳さんはスープや汁物をずっと研究していて、そのレシピはとても理論的でファンも多く、煮干しの手順もかなり丁寧だ。
頭と胴体に分ける
頭をとって二つにさく。苦味が出るのでハラワタを丁寧にとる。テレビを見ながらもくもくと作業。ハラワタは黒くなってる部分で、ポロリと取れる。
乾煎りする
でも、頭は捨てないで使う。わけるのは、炒る時に火のとおり方が頭と身の部分で違うかららしい。弱火で乾煎りする。最初はモワッと魚くささがするが、そのうち香ばしい香りにかわった。ひとつ食べてみるとサクサク。これでよし。
身のほうも同じように煎る。
粉砕する
ミルでガーッとやる。これでインスタントだしの素になる寸法。
ハクションとするほど細かくなった。なんと、ものすごく香ばしい香り。くさみはまったくナシ。
そうかー、これでいいのかー。よーし、煮干し出汁の味噌汁やってみよう。