石原慎一さんライブ「ニチアサナイト大晦日スペシャル」に行ってきた!
年末は、毎月大きなお友達を楽しませてくれる「ニチアサナイト」という、特撮ソング・アニメソングのDJイベントに出かけました。今回はスペシャル版、カウントダウンで石原慎一さんのミニライブという内容でした。
この記事の目次
一度は生歌を聞くという目標
子供の頃に好きだった特撮、大人になってその熱が蘇り、昭和作品を見直している近年です。作品の世界観に浸れる「特ソン」も大好きで、ロックやソウルばかりだったiTunesのライブラリに、特ソン・アニソンがずいぶん溜まってきました。
これらの曲専門のDJイベントがあると知り出かけるようになったのが、東京・渋谷で毎月行われている「ニチアサナイト」。そして中野で隔月行われている「特撮音楽倉庫」。それぞれ趣向をこらした内容で、みんなで好きな曲を聞いて高まるという楽しさを味わっています。
一度はこの名曲たちを生で聞きたい!と、コンサートやライブにも通いました。水木一郎さん、タケカワユキヒデさん、宮内タカユキさん、串田アキラさん、MoJoさん、山形ユキオさん、風雅なおとさん、石原慎一さん、高取ヒデアキさん、松原剛志さん、サイキックラバーさん……そして昨年は憧れだった「スーパーヒーロー魂&スーパーアニソン魂」にも参加でき、ささきいさおさんに堀江美都子さんと、着実に目標をこなして来ましたw
2016年も、まだ果たせてない方にも会えるようがんばりたい所存。その皮切りに石原慎一さんのライブなんて素敵♪と、張り切って出かけました。
特撮ソング・アニメソングのDJイベント「ニチアサナイト」
「ニチアサナイト」は、その名の通りニチアサキッズタイムで放映されている、仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュアといった作品の曲を中心にDJ陣が腕をふるうクラブイベントです。
私が初めておじゃましたのは、3周年を祝う特別版でした。この時は、アニソン界の大魔神・宮内タカユキさんと、『ふたりはプリキュア』の主題歌を歌われた五條真由美さんのミニライブという内容でした。その時の思い出記事は以下です。
この記事でも触れましたが、ニチアサナイトの告知には毎回「見てるだけの君でいいかい?」と、石原慎一さんが歌う2001年『仮面ライダーアギト』主題歌のフレーズが掲載されています。クラブといっても怖い所じゃない、特撮やアニメが好きな、みんな貴方と同じ仲間ばかりだよ、と背中を押してくれるのがこの曲の一節なのです。
▼仮面ライダーアギト主題歌『仮面ライダーアギト』石原慎一
そんなニチアサナイトで、石原慎一さんの生『仮面ライダーアギト』が聞けることは、大変に胸熱な2016年の幕開けなのでした。
ニチアサナイト大晦日スペシャル
2015年12月31日から元旦にかけて開催された、「ニチアサナイト大晦日スペシャル」の告知記事はこちらです。
タイムテーブルは以下。石原さんのライブは、カウントダウン後の一発目です。オーガナイザーのプリキュアおじさん氏のツイートを引用させていただきます↓
もう一回言いますがタイムテーブルはこちらです
12月31日 18時スタート ニチアサナイト大晦日スペシャル RSVP at https://t.co/vgV5ykzdN7 #nichiasa354 #twvt pic.twitter.com/LWq1a2ORdM
— プリキュアおじさん (@precureojisan) 2015, 12月 27
毎回大活躍のレギュラーDJ、プリキュアシリーズ専門のプリキュアおじさん、平成ライダー担当のDJ JARECOさん、スーパー戦隊担当のドゥンまさとさん、新旧のアニソン特ソンを包括する犬重さんに加え、会場のクラブ「東京354CLUB」スタッフのDJ総受さん、各所で活躍中のDJ翔太郎さん、イベント立ち上げメンバーだったDJうわんさんと、年末にふさわしい豪華メンバーでした。
プレイはもちろん、お料理の腕にも定評のあるDJニッチさんの手作りおせちも振る舞われ、コスプレを楽しむ方やお子さんもいて、和やかな会場でした。以下、皆さんのツイートを引用させていただきます。
もうほぼ無くなったけど並べたおせちー。 pic.twitter.com/gWUTxDfqCL
— DJニッチ (@rnts) 2015, 12月 31
おとなもこどももみんなの笑顔が見えるパーティ・ニチアサナイト! #nichiasa354 pic.twitter.com/GAaZVeICio
— 地獄風景(#お触ズ/東京ヤバい村) (@Re_jigoku_fukei) 2015, 12月 31
本人だありゃ本人だよ! #nichiasa354 https://t.co/rHybUhGSQm pic.twitter.com/7rYGzASCwJ
— コマチ1/31BONGOディスコ@池袋 (@komachibypass) 2015, 12月 31
響鬼さんのお清めカーニバル無事終了!
#nichiasa354 pic.twitter.com/S1XKTJVe7t
— へい (@unmatchsan) 2015, 12月 31
かっこいいなぁ! pic.twitter.com/GyG4dlkXhj
— プリキュアおじさん (@precureojisan) 2016, 1月 4
響鬼好きを自称しているのにお清めカーニバルに間に合わず、何人もの方から「終わっちゃったよ!w」と^^; また降臨されることがあったら、ぜひ参加させていただきたいです!
石原慎一さんミニライブ
昨年4月の「かわさきTVまんが祭」、7月の「石山祭4」、8月の「スーパーヒーロー魂2015“夏の陣”」に続く石原さんのライブ。こんな近い距離で見れるのは、大規模コンサートとはまた違う感激です。
ニチアサナイト!スペシャルゲストの石原慎一さん!!!! #nichiasa354 pic.twitter.com/xs1ZnmeJIQ
— 地獄風景(#お触ズ/東京ヤバい村) (@Re_jigoku_fukei) 2015, 12月 31
ニチアサナイト大晦日スペシャルで、石原慎一さんの仮面ライダーアギトを聴けて良かった!!よい2016年になりそう。 pic.twitter.com/cziXjZEofw
— キャシィ (@ninjacopkathy) 2016, 1月 4
カウントダウンも気持ちよく決まり、一曲目はニチアサナイトのアンセム『仮面ライダーアギト』でした。VJまぐわいあさんの的確な動画を背景に、汗が見える程の距離で聞く石原さんの生歌。
恥ずかしながら、号泣してしまいました。
▼仮面ライダーアギト主題歌『仮面ライダーアギト』石原慎一
日々の暮らしの中では「特撮好き♪」とアピールしたところで、共感し合えるお友達は見つかりません。一人作品を見返しながら過ごしていた私に、同じ趣味の仲間で語り合う楽しみを教えてくれたのはニチアサナイトでした。いい歳をして恥ずかしいな、という気持ちを払拭してくれたのは、年齡も性別も超えた“同類”のお客さん達でした。
『仮面ライダーアギト』は、石原慎一さんのライブで良く聞かせていただける代表曲ですが、「見てるだけの君でいいかい?」の歌詞に自分のこれまでが重なり、このニチアサナイトで聞けたことに感動の涙が止まりませんでした……
続いてはDJニッチさんのRemixにより、新たな印象で聞けたメドレー。超レアなカバー曲もあり、他のライブイベントではけして真似のできないものでした。「ただ曲をつなぐだけじゃ面白くない、せっかくDJがいるなら、昔の曲もリズムを変え新しい雰囲気にして」と、石原さんご自身がRemixで歌うことを楽しみにされていたとMCがありました。
そして、皆が待っていた名曲、1995年『重甲ビーファイター』と1999年『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で、感動のライブが終了しました。
▼重甲ビーファイター主題歌『重甲ビーファイター』石原慎一
▼救急戦隊ゴーゴーファイブ主題歌『救急戦隊ゴーゴーファイブ』石原慎一
以下の写真は、へいさんがご提供くださいました。カウントダウン時の動画制作でも貢献されたへいさん、素晴らしいショットをありがとうございました!
昨年の宮内タカユキさんに続き、石原慎一さんのライブを実現してくださった「ニチアサナイト」のオーガナイザー、スタッフ皆様のご尽力に、ただただ感謝でした。参加された皆さん、ご一緒できて楽しかったです。ありがとう!
ニチアサナイト、石原慎一さんのライブ後を引き継いだ、DJ犬重氏の選曲がさすがだった。興奮冷めやらぬままのフロアを心地良くチルアウトさせるオーガスのイントロが流れてきた時、DJってこういう技能なんだ!とセンスに感動しました。 #nichiasa354
— 忍苦(星静) (@369shizuka) 2015, 12月 31
石原慎一さんと初詣に行くツアー
その後、ニチアサナイトは朝まで続きましたが、私はもう一つの目的がありました。なんとライブ終了後、希望者は石原慎一さんと初詣ツアーに行けると。
この告知を見た時、え?ご本人とそんな距離感でファンが過ごせるなんて、ありえるの?と、まったく信じられない気持ちでした。
大変失礼ながら、いったいどんなことになるのか予想もつかず、半信半疑での応募でした。でもせっかく、家族が大晦日の深夜に家を出ることを許してくれたので、思い切って参加してみました。(かなりビビり気味だったので、友人も誘ってw)
最初は、数分前に感動のライブを見たあのステージにいた方が、一緒の電車で移動していることが、自分の理解をはるかに超えてパニックに近い状態でしたw
ですが、紳士的かつ、大変気さくに接してくださる、お優しい石原さんのお人柄に触れるうち、こんなことはもう二度とないかもしれない、この特別な時間を参加ファン皆さんと一緒に楽しみたい!という気持ちに変わりました。
ファンの皆さんとご一緒できたことも楽しかった
皆さんとお話できたことも、とても楽しかったです。お若い世代の方、遠方から参加された方、十数年とファン歴の長い先輩方。石原さんのご活躍を応援し続けてこられた、熱いファンの皆さんとだから、ファミリーのように温かいツアーなんだな、と理解できました。同席できたこと、大変光栄でした。ありがとうございました。
同行された石原さんサイドのスタッフ様にも、終始細やかなお心配りをいただき、おかげさまで楽しむことができました。ありがとうございました。
そうは言いながらも、なかなか緊張が解けず、せっかく石原さんが話しかけてくださっても、おどおどして気持ちの悪い応答しかできず恥ずかしかったです……
石原さんにご縁のある神社をお参りし、最後は電車が通常時間で動き出すまで、暖を取りがてらカラオケボックスへ行くという、今思い返しても、これは夢の中?と思うぐらいのスペシャルな時間。
高名なプロの歌手なのに、カラオケボックスで歌ってくださるなんて。しかも「今日はみんなが僕の歌をうたって聞かせてよ♪」と。
ザ・マイクハナサーズ「二人でカンパイ」
ザ・マイクハナサーズの1989年「二人でカンパイ」というデュエット曲。昭和世代なら誰もが良く知っているヒット曲を繋いだメドレーソングで、とりあえずこれだけ覚えておけば、カラオケに付き合わされた時にもお茶を濁せる鉄板曲として、当時大変重宝しましたw
ザ・マイクハナサーズのメンバーは複数いるそうで、「わたしたちどうするの?」など何曲か出ているのですが、この「二人でカンパイ」が石原さんのお仕事だったことを知りました。石原さん参加は他に、調べた限りでは「いとしの海岸物語」「ノンストップ・ヒデキ」「ヒーロー大行進」があります。
その事実を知った時、こんなツイートをしていました。
1988年マイクハナサーズ「二人でカンパイ」が石原慎一さんの仕事だったことを知り驚愕。https://t.co/GV0SQh1FeS バブル時代のカラオケデュエット大鉄板曲。付き合いカラオケでしたくもない相手とのお茶にごしデュエットで何度お世話になったことか。
— 忍苦(星静) (@369shizuka) 2015, 4月 11
その数カ月後、こんなことを思いました。
もし貴女の願いを叶えます的なTV企画があったら、石原慎一さんと一緒にカラオケに行き、マイクハナサーズの「二人でカンパイ」をデュエットしたい。http://t.co/pkOJ4Ka37m その日までこの曲を完璧に練習するぞ。諦めなければ夢は叶うってばあちゃんが言ってたから。
— 忍苦(星静) (@369shizuka) 2015, 8月 15
ネタツイートです。ありえないことです。どうすればこんなことが叶うのか、叶うわけないです。
でも、そのチャンスが来たのでした (;゚Д゚)
夢は諦めるな、思い続ければ必ず叶うと、子供の頃は励まされてきたけれど、大人になり、そんな無責任な台詞に騙されていただけと悟り……でも初老を迎える今、叶う夢もあるんだと。
これから順調にいけば、あと30年ぐらいは生きられるはずなので、その間に100個夢を語れば1個ぐらいは叶うなら、これからは1万個の夢を持とうと思いました。
それと同じぐらい、老いていくことで諦めなきゃならないことが増えていくなら、諦められないことの消化を急がなくては、とも。
考えを改め、今後は若い人に言い続けます。夢はたまに叶うこともあるから、温め続けておくといいよ、と……
そして、ずうずうしくも、デュエットしていただきました。一生の思い出になりました。ありがとうございました(涙)
※写真等のネット公開は、石原さんサイドよりOKをいただいております。ありがとうございました。
ニチアサナイト&石原慎一さん情報
ニチアサナイト
「ニチアサナイト」は、新旧の特撮・アニメソングがかかり、皆さんが持参されるオモチャで遊べたり、コスプレを愛でたりできる、楽しいイベントです。
ご興味ありましたら、毎月開催されているので、ぜひ参加されてみてはいかがでしょう。私はいつもボッチ参加ですが、同じ趣味の方々と過ごす時間は楽しいです。
詳細は、オーガナイザーのプリキュアおじさんのtwitter(@precureojisan)をチェックしてみてください。
しょぼぴんさんのブログにも、この日の詳細なレポートがあるのでご紹介させていただきます。ぜひ合わせてご覧ください↓
石原慎一さんファンクラブ
石原慎一さんの情報は、ファンクラブサイトなどでチェックすることができます。
▼石原慎一 OFFICIAL FAN CLUB「Allez-y!」
http://fcallezy.web.fc2.com
こちらが公式ファンクラブで、サイトには経歴や作品データベースなど情報が充実しています。入会するとファンクラブ主催のイベントなどにも優先的に参加できるそうです。
▼石原慎一 Official Information「S★LINK」
http://s-link-net.blog.so-net.ne.jp
こちらは公式情報サイトとのことで、入会すると会報誌が送られてきます。イベントチケットの優先販売などもあります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
備忘録をかねて、思い出を綴っているブログですが、感想をくださったり、イベントで声をかけてくださる方もいて、嬉しく思っています。
2015年もお世話になりました。2016年もよろしくお願いします。
ライブレポートは、ここで終わりです。以下は、独り言です。
一夜が明けて
最前列で見せてもらえたライブは、あまりに近すぎてどこを見てよいかわからず、衣装のコートの第二ボタンあたりを見てましたw
でも開き直りカラオケ屋さんでは、歌うお姿を目に焼き付けておこうと、凝視させていただきましたw(すみません)
かっこよくて、ジェントルで、笑顔はとても優しくて。こんな距離で接することができるのか!夢みたい!興奮!!
……でもそんな興奮が一周して。
そうだよね、この気持の落とし所なんて見つかるわけないじゃんw だからミュージシャンはライブをして、アルバムを出して、俳優は作品に出演して、レスラーなら試合をする(最近プロレスもはまってますw)
そのメディアやチケットがリリースされたら、ファンに許されている行為は「買う」自由だけなんだと。
関わる人達は、ニチアサナイトがそうだったように、皆を楽しませるために苦労をして「場」を作ってくれる。「事」を起こしてくれる。舞台を作る人も、音響に携わる人も、レーベルも、マネージメントをする事務所も、試合を運営する団体も、ファンクラブも、みんなそう。
そういう人達が、私達一般人にも手が届くようにしてくれている。お金を払えば、この恩恵に預かる権利がもらえる。これが許されている自由に、感謝しかない。
……この権利と自由を履き違えると、ファンってこじらすんだろうなとw
あの時間に、石原さんが皆に向けてくださった笑顔は事実で本物。その思い出を胸に、ファンとして許されている自由を楽しもう。
ヨン様に恋してウキウキしていたおばさん達は、今は誰を応援してるのかな。
歳を取るって子供返りみたい。アイドルにキャー!って言ってた小学生の頃に戻っていく感じw
私もついに、その域に達してきたぞw おばさんパワーで楽しんでいいんだよね!
でも、出待ちとかは疲れるからないわ。着物を質に入れて、旦那を置いて追っかけもできない。無理して承認欲求を満たしたところで、それだけじゃ足りないわ。そんなレベルなら、最初からいらない。
作品を通して発してくださるメッセージを、それぞれが自分のためと受け取り、その共感で高まれる同好の士と過ごす時間が楽しい。それで幸せ。
そして、大好きなシンガーさん、アクターさん、レスラーさん達が、健康で長く活動を続けてくださったら、それが本当に幸せだわ。
よかった。痛いおばさんだけど、こじらせてないことを確認できたww
さ、2016年一発目の仕事、食べきれない程いただいたお餅を、固くなる前に切って保存しようwww