千葉県匝瑳市「ソーサマン」2014年日本ローカルヒーロー祭
中の人が公務員さんとは思えない、大変ゆるく斜め上のショーを見せてくれた衝撃の3人組、千葉県匝瑳(そうさ)市のご当地ヒーロー「ソーサマン」。2014年10月12日に千葉で開催された「2014日本ローカルヒーロー祭」のブルーステージ(タイムテーブル参照)で見た、面白かったヒーローの感想です。
このエントリーは、メインとなる親記事、
の、ヒーローごとの感想記事です。よろしければぜひ、親記事も合わせてご覧ください。
この記事の目次
千葉県匝瑳市ってどこ?ソーサマンって何者?
恥ずかしながら、千葉県の匝瑳市という場所を知りませんでした。匝瑳(そうさ)って読めない……ソーサマンというヒーローがいるぐらいの街なら、何か名物でもあるのかな?有名な観光地なのかしら。出発前に参加ヒーローの一覧を見ながら気になっていました。
YouTubeに、ソーサレッドが登場したFMラジオ放送の様子がありました。「本物のヒーローを呼ぶにはお金がかかるから、自分達で作りました」って自己紹介がジワジワきますwww 匝瑳市商工観光室の室長さんもゲストで、パーソナリティーのお姉さんがグイグイ質問し、匝瑳市のことがわかる良い動画でした。
なんと、ソーサマンの中の人(などいない)は匝瑳市役所の職員と知り、がぜん匝瑳市とソーサマンに興味を持ちました。
匝瑳市の自虐ヒーロー『ハリキリ戦隊 ソーサマン』
「日本ローカルヒーロー祭」の会場について、さっそくソーサマンを発見!撮影させてもらいました。こうして見るとなかなかかっこいい。胸のプロテクターが強そうな雰囲気も醸し出しています。が、この後まさかの爆笑ショーで、斜め上を行く匝瑳市パワーを思い知らされます。
物販ブースで、スタッフさんにもらった匝瑳市の観光パンフレット。「読めない、書けない、どこにある?」って自虐ギャグがたまりませんwww なるほど、銚子の隣か。千葉県のゆるキャラ・チーバくんの耳たぶあたりと覚えればいいのかな。
「あっぴいちゃん」のおかげで、千葉県産の赤ピーマンは、全て匝瑳市から出荷されているという豆知識も得られました。
銘菓は「そうさまん」というお饅頭。お菓子のたいよう(@okashi_TAIYO)さんのブログに良く分かる記事があったのでリンクします。
お菓子のたいよう スタッフブログ「匝瑳市」って読めますかね??
匝瑳市内のお菓子屋さん達が、それぞれに開発したおまんじゅうを「そうさまん」として売り出しているそうです。このブログのお店の他、全部で6種類ありました。
少なくとも私は、今回のショーを見たことで「匝瑳市(そうさし)」が読めるようになったし、スーパーで千葉県産の赤ピーマンを見たらあっぴぃちゃんを思い出すことができます。「読めない、書けない、どこにある?」の自虐ネタを活かした観光PR、大成功だと思います!!
子供を連れてくる大人にもウケる「ソーサマン」ショー
千葉県匝瑳市のソーサマン、市役所職員とのこと。すごくシナリオが優秀。 pic.twitter.com/eBolSn4qKw
— 忍苦さん (@369shizuka) 2014, 10月 12
やばい、ソーサマン今日午前1番の掘り出し物だ。 pic.twitter.com/iBfywf4zJ4
— 忍苦さん (@369shizuka) 2014, 10月 12
当日、会場からつぶやいたツイート。うっかり携帯の電源を切らしてしまい、これは動画を撮っておきたかった……と残念でなりません。どなたか有志がYouTubeにアップされてないかな、と探しましたが、まだ見つかっておりません。
そんなわけで細かい内容をお伝えできませんが、匝瑳市の魅力を伝えるためにとかなり練られたストーリーで、アクションのない3人のぼやき漫才のようなトークだけで見せる、大変ユニークなステージでした。
それはそうですよね、市役所の「産業振興課商工観光室」という、匝瑳市の魅力を伝える専門部署の方々がやっているヒーローですから、ソーサマン以上に匝瑳市をPRできる人はいないはずです。ソーサマンは観光PRのプロなんです。
ちょいちょい挟まれる自虐ネタ&アダルトネタ
この日のショーで私がノックアウトされたのは、ソーサイエローが「お客さん観光ですかー?」と、ひざまずいた瞬間。え?えぇ?それって、ちょっとアダルトなシーンの形態模写じゃないの!?と、ただれた大人には思えてしまって……
帰宅後、YouTubeを漁ってみると、千葉県観光物産大会でのショー動画が見つかりました。この中で1:20からソーサマンショーが始まるのですが、自己紹介で「子供を連れてくる大人にウケる話しにする」というのがありました。
このショーでは兵庫県宍粟市のマスコット「しーたん」も登場するのですが、しーたんが可愛い女の子キャラというくだりで「打上げが楽しみだなぁ……」という台詞が出てきます。
なるほど、これ、完全に大きいお友達へのウケを狙った台詞ですよね!www
平成の大合併で生まれた「難読誤読地名番付」で、匝瑳市は兵庫県宍粟市(しそうし)と共にトップを飾ったそうです。会場のみんなに匝瑳市の漢字をレクチャーするという、ヒーローショーにはおよそマッチしないシナリオwは、ものすごいオリジナリティを感じました。
他にもショー動画があったのでご紹介します。
さつき祭り ライトミュージックフェスティバルvol.3 ~ウォーターレジ~
宍粟市のアマチュアバンド「ウォーターレジ」さんのライブ動画。5:40ぐらいからソーサレッドが登場、ショーの冒頭が見られます。のっけから「市役所職員がボランティアでやっているので、危険なアクションはできません!」と言い切るレッドwww
ハリキリ戦隊ソーサマンショー・よかっぺ祭り(千葉県匝瑳市)
お祭りの楽しそうなダイジェストの後、2:00ぐらいからショーが始まります。仕切り役で弁の立つレッド、良い声のブルー、ボケ役のイエローって感じなんですかね。かなり綿密に練られたシナリオのようですが、司会のお姉さんは台本も見ずにやり取りが成立しています。リハ万全なんだろうなぁ。
また、「ローカルヒーロー祭」は短いステージだったので、悪役は登場しませんでしたが、いつもは原黒々博士(@hara_hakase)と戦っているようです。この動画に登場します。
なんと「戦闘員をやっつけてくれ!前に出てきていいよ!」と促して、会場の子供たちに手伝ってもらいます。「やっつけちゃっていいよ〜今日の戦闘員はやればやるほど喜ぶよ〜」で腹筋崩壊しましたwww
『ハリキリ戦隊 ソーサマン』、私には完璧にツボでした。ソーサマンショーを面白いと思う人とは、きっと良い友達になれると思いますwwwwww
体育座りで他のヒーローショーを見学するソーサマン
当日は、ふと見渡すと、チョコンと座っているソーサマンが目に入って、すごく微笑ましかったですw 同じように感じていた方をTwitterで見つけました。小林路子さん(@chhocho)、くがどらさん(@kugadrive)、NEKOさん(@nekostudio)のツイートを引用させていただきます。
本日のベストショットは、これです!ほかのヒーローショーを見るソーサマン!(*゚∀゚*) pic.twitter.com/ZMmUaKLSHu
— 小林路子 (@chhocho) 2014, 10月 12
他のヒーロー研究に余念のないソーサマン。なんかかわいい。
いろんなヒーローが常に歩き回ってたりブルーステージはほぼこんな感じ。 pic.twitter.com/fhvBKyWrzL
— くがどら (@kugadrive) 2014, 10月 13
日本ローカルヒーロー祭 10/12千葉
姫レンジャーさん(栃木県・那須烏山)のステージを見ていたら、後ろにヒーローさん達がいました。(ソーサマンさん・千葉) pic.twitter.com/Ms1EU2Ydww
— NEKO (@nekostudio) 2014, 10月 14
匝瑳市に行ってみたくなりました
千葉県内では同じ内容のショーはしない、というポリシーはすごいと思いました。ということは、お膝元の千葉では毎回異なる内容の面白ショーが見られるということですよね。
これはぜひ、いつかご当地で見てみたい、匝瑳市に遊びに行ってみたいと思いました。もちろん、友達を誘う時はドヤ顔で「これなんて読むか知ってる?」から始めますw
ソーサマン、匝瑳市職員の皆さん、これからも活動がんばってください。いつか匝瑳市にお金を落としに行きます!w 赤ピーマン買う時は産地を確認しますね!
『ソーサマン』関連リンク
ソーサレッドのTwitter(@SOSARED_sosaman)
ソーサマンの的・原黒々博士のTwitter(@hara_hakase)
▼ソーサマンがわかりやすく紹介されている良記事を発見
犬吠埼観光ホテルのブログ「犬観ブログ」内のソーサマン紹介記事
記事中でサイトやツイートをリンク・引用いたしましたが、問題あれば削除します。お手数でもコメント欄やTwitter@369shizuka、メールフォームよりご連絡いただければ幸いです。