『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の感想
↑館内でポスターをパシャリ。
確定申告、消費税対策の作業が終わり、やっと一息つけた春。『
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』を見てきました。
21時台のレイトショーなんて、完全に“大きなお友だち”のためだよねw。大人しかいないシネコンで、ゆっくりしてきました。
以下、多少のネタバレを含むので、見に行く予定の方はお気をつけいただきながら、雑感を記しておきます。
▼予告編「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat スーパー戦隊 本予告 Trailer」もありました。
▼プロモーションで「サンデージャポン」に登場した回の動画もありました。
この記事の目次
平成仮面ライダーを予習してから行けばよかった
“昭和仮面ライダーと、平成仮面ライダーの対決”という本作。平成になってからの仮面ライダーは『仮面ライダー響鬼(ひびき)』以外、五月雨にしか見ていなかったので、こういった近年の“過去のライダーも出演する劇場版”を楽しむには、平成ライダーも見ておかなきゃなぁと反省しました。
日曜の朝8時に起きれるかは別としてw、後追いでも全部見てみようと。いろんなオマージュや、ファンが見たらニヤリとするネタが仕込んであったようなんですが、全作を見てないと気が付かないもんね。
わからなかった平成ライダーのおさらい
劇中で気になったライダーをメモして帰って、おさらいもしました。TSUTAYAでレンタルするためのチェックリストも作ったw。端からこなしていこうと思います。
にわか仮面ライダーファンを露呈するメモを自虐で晒しますw 写真は各公式サイトからお借りしました。
平成ライダーの予習してから来ればよかったと、ちょっと後悔。「響鬼」以外はまばらな知識しかないので…今はとりあえず、ミカンの皮みたいな鎧のライダーが戦ってる。
→『仮面ライダー鎧武』がオレンジアームズを付けた姿
顔にルーバーみたいなのが付いてる
→『仮面ライダーディケイド』。モチーフはバーコードだそう。困った時のちびまる子ちゃんの顔、ラジエーター、ヒーターとか言われていたとかw
猫舌で顔が金柑みたいなライダー
→『仮面ライダー555(ファイズ)』
目が肝臓みたい
→『仮面ライダー電王』のモモタロス。
緑と黒の、縦ニコイチのやつ
→ その名のとおり『仮面ライダーW(ダブル)』
体がオパールに輝いて、指輪で変身するやつ
→『仮面ライダーウィザード』の最強化形、インフィニティスタイル。
自分ハイライト2点
その1:エンディングテーマが「ドラゴン・ロード」
今回の作品で一番のハイライトは、エンディングテーマが『仮面ライダーZX(ゼクロス)』のイメージソング「ドラゴン・ロード」だったところ。当時のままじゃなくて2014年版とアレンジしてあった。YouTubeに上げてくれた方がいました。
当時の「ドラゴン・ロード」はこちら
串田アキラが歌うこの「ドラゴン・ロード」は、随所のシャウトやウィスパーボイスがかっこいい一曲。「電撃・稲妻・熱風♪」の歌詞は石森章太郎先生自らが担当。
仮面ライダーZX(ゼクロス)
『仮面ライダーZX(ゼクロス)』は8作目のライダーだけれど、雑誌を中心に展開されていた作品なので、テレビで見れたのは1976年の特番1回だけしかないらしい。だから映画版で見れるのは貴重だなぁと。すっきりしたデザインでかっこいい。
※参考リンク:ピクシブ百科事典:仮面ライダーZX
俳優・菅田俊氏も登場
そして、今回の映画にはゼクロスを演じた俳優・菅田俊氏も出ていて、映像としては30年ぶり。悪の組織側にいるというトリッキーな出演。
劇中の悪の組織は「暗黒組織バダン」で、これもゼクロスの時の設定なので、今回の映画は、かなりゼクロスをフィーチャーした作品と感じました。
他にも昭和ライダーを演じた俳優が
他に昭和ライダーを演じた俳優は、『仮面ライダー1号』の藤岡弘氏、『仮面ライダーX(エックス)』の速水亮氏が出ていた。悩める『仮面ライダー555(ファイズ)』を導くXの立ち位置はかなりよかった。
速水氏は、『カメンライダー2号』を演じた佐々木剛氏が経営する、東京都板橋区にある居酒屋「バッタもん」にいらしているそうなので、いつか行ってみたいと思いました。
※参考:デイリーポータルZ「仮面ライダー2号、一文字隼人に会える店」
その2:『アマゾン』と『響鬼』の対決
2番目のハイライトは、昭和ライダーと平成ライダーが戦うシーンで、『仮面ライダー アマゾン』と『仮面ライダー響鬼』が組んず解れつしてたところ。
アマゾンは赤ちゃんの時に南米アマゾンで遭難して、言葉も話せない野生児という設定だし、
響鬼は化け物退治をする鬼という設定で、
どちらもかなり異色のライダーだから、戦うカップリングとしてはなるほどwと。
まとめ
ストーリーは子供向けなので、とやかく言及するのはヤボかとw。「〜feat.スーパー戦隊」ということで、『獣電戦隊キョウリュウジャー』と『烈車戦隊トッキュウジャー』の差し込まれ感には苦笑しましたが、『仮面ライダー電王』のデンライナーと合体し、ギャグも盛り込まれ楽しく見れました。玩具売らないとねー。
大人が8人しかいない21時の映画館で、昭和ライダーへの懐古を楽しみ、平成ライダーへの期待を新たにできた良い時間でした。