カフェ飯っぽい写真を撮る方法

カフェ飯っぽい写真を撮る方法

デイリーポータルZで楽しい記事を読みました。ネタにマジレス乙wなんですが、本質を知れば創作はできるという気づきの話。

お約束、鉄板のイメージをなぞる

こちらの記事、100均で揃えたテーブルウェアでカフェ飯っぽい写真を撮る、「カフェ撮り」というトライのお話。

@nifty:デイリーポータルZ:「カフェ撮り」で食事を素敵に撮りたい

なんかもう、問題の本質を理解できれば、なんでもできる気がしてくるw ものすごく面白いと思ったし、大変参考になった。

これまで、どんな業態、業種から声がかかっても、必ず自分だけの解を見つけて広告は作れる、と思いながら取り組んできた。自分に経験のない世界観のオーダーが来る時のために、このようなシミュレーションを常に頭の中だけでもやり続け訓練しよう。そして手を動かそう。そう思いました。

お約束ではない、新たな価値観

難しいな、と思うのは、まったく新しい価値観を生み出す方。

「カフェ飯? あぁ、ワンプレートで、生春巻きとかアボカドとか女子供が好きそうな物並べて1000円とか取って、カフェラテすすりながらソレを食べちゃう味覚障害のためのオシャレアイコンでしょ?」

をくつがえす、

「これが私の思うところのカフェ飯です。こんなカフェを営んで皆さんの共感を得たい!」

っていうのは、並大抵の努力では難しいのだとも思う。

要望に応えるのではなく、期待に応えたい。想像を超えたい。お約束の、皆さんが思う価値観を超えた、新しいオリジナルな物を生み出したい。そして認知されたい。自分の仕事で、そういうチャレンジもし続けていきたい。

シミュレーションだけでもダメ

さらに妄想(シミュレーション)だけじゃダメだとも思っている。現場100回っていう。批評家じゃなくて当事者でいたいといつも思う。

「特殊な案件では、専門的な知識や経験がないと、外部のデザイナーやプランナーが当事者になるのは難しい」というジレンマはいつも抱えている。それでも、自分なりの解答がクライアントとエンドユーザーのニーズやウォンツにガチかどうか、煙でちゃっても考えぬき、そして手を体を動かすのが宿命だとあがいている。

で、開き直った上で「これだけは伝えたい」が見えてくる、というのは大事な作業なのかと思いました。饒舌な広告より、絞りきった最後の一滴に、伝わる物があるのだろうと。


余談:
私自身は、おしゃれなカフェ飯的な物より、昔ながらの喫茶店でサンドウィッチやナポリタン食べるほうが性に合っている。散歩の達人で出した、そんな渋いカフェを集めたこの本「渋カフェ 憩いの全112軒」を見て、あちこち出かけて行くのが楽しみ。

 
最近行ってよかったのは、北千住の「サンローゼ」。駅前、食品サンプル、無駄に広いw、変な感じにヨーロピアンw。完璧でした。

関連ランキング:喫茶店 | 北千住駅牛田駅京成関屋駅

 

 
「カメラの使い方を覚えたい」と相談された時にすすめた本はこれ。女性向きで初心者にわかりやすい本だったので。

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