「松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート」に行ってきました

「松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート」に行ってきました

松本零士のマンガ絵を舞台背景に、ゴダイゴのタケカワユキヒデさん、水木一郎さんが松本アニメのテーマソングを歌うというイベント「松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート」に行ってきました!ビッグバンドのジャジーな演奏に乗せての生歌、とても素敵でした。

1日、特撮&アニメイベントな葛飾区。

昼は「トッキュウジャー」と、葛飾区のご当地ヒーロー「ゼロング」のショー。そして夜は「松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート」と、この日は特撮&アニメファンに嬉しい葛飾区でした。
よろしければぜひ、昼間の記事も合わせてご覧ください。

ヒーローショーの会場を後にし、コンサート会場のかつしかシンフォニーヒルズに向かいました。イベント案内にあった紹介文を引用してみます。

松本零士のマンガ絵を舞台背景に、タケカワユキヒデがナビゲート!昨年、画行生活60周年を迎えた松本零士のマンガ絵を背景に、マンガを愛してやまないミュージシャン・タケカワユキヒデをナビゲーターに迎え、松本作品でおなじみの音楽と、その制作秘話などで、皆さまを大宇宙の世界へとご案内します。

松本零士作品の思い出

「宇宙戦艦ヤマト」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」「1000年女王」……私の記憶にあるのはこのあたり。まだ一桁の年齢だったので、リアルタイムではよく覚えていません。

熱狂的な松本零士作品のファンではないのですが、その画風は強烈な印象でした。運動会の行進曲はささきいさおさんのヤマトだったし、ハーロックのかっこよさにキュンキュンしていたのも覚えています。列車が宇宙を走るなんてすごい発想だなぁと。今のお子さんがSLを見るとトーマスと思うように、私の中ではずっと999でした。

今日のイベントはきっとコアなファンの方が多いのだろうと思っていました。私は水木一郎さんやゴダイゴさんの生歌が聞ける貴重な機会と、ミーハーな気持ちの参加でしたが、せめてもと当日までは、主題歌を繰り返し聞いて予習しました。

このコンサートをきっかけに、大人になった今、改めて松本零士作品を見なおしてみたいと思いました。

出演の皆さん

松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート

会場にあったポスターを撮影。ピントがぼけてますね ^^;

タケカワユキヒデさん

ゴダイゴのボーカリスト。今回はナビゲーターも務めるとのこと。
公式サイトはこちら「タケカワユキヒデ・オフィシャル・ホームページ」

水木一郎さん

言わずと知れた「アニソン界のアニキ」。
公式サイトはこちら「水木一郎オフィシャル サイト」

水木一郎さんのTwitterに、リハでのお二人の様子がアップされていました!

ミッキー吉野さん

ゴダイゴのキーボーディスト。
公式サイトはこちら「Mickie Yoshino Official Web Site」

浅野孝已さん

ゴダイゴのギタリスト。
公式サイトはこちら「Asano Guitar House」

子供の頃、テレビの歌番組で見て「日本人なのになんて英語の発音が良いのだろう」と感動した「ゴダイゴ」の、生演奏が聞けるとワクワクです。

AKBB(赤塚謙一ビッグバンド)

バンドを紹介する動画がありました。

メンバー全員20代、だけど演奏力はピカイチのフレッシュなジャズ・ブラス・ビッグバ­ンド

とのことで、カラオケじゃなく生演奏がBGMというのも楽しみです!

「松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート」開演

想像のとおり、お客さんは年齢層が高め。子供を連れての親子風な方も若干いますが、ご夫婦のような二人組や、男性のグループなど、作品発表当時に青春時代を過ごされたような方々がメインの印象でした。

コンサートホール内にはドリンクカウンターもあり、グラスワインなど傾ける人も。皆さんの期待による熱気が、私のようなニワカにも伝染します。

会場内は撮影禁止というアナウンスが流れ、イベントに行った思い出をブログに書こうと思っていた私は、素材を持って帰れない状態に。(著作権のある物ですから、当然ですね)

開演前のステージだけでも撮ろうとスマホを出したら、スタッフさんに注意されました(すみませんでした!)。そんなわけで、せめても聞いた曲をメモして帰ろうとがんばりましたw

70%ぐらい合っているセットリスト

メモを元に、少しでも雰囲気が伝わればと書いてみます。分からない曲、タイトルを聞き漏らしてしまった物もあり、完全ではないのでご容赦を。取り急ぎTSUTAYAとYouTubeを駆使し、記憶を頼りに曲名を補完しました。名曲ぞろいなので、後でサントラ買おうw

もし情報に間違いなどあれば、コメント欄やメールで教えていただければありがたいです。

それでは、拙いレポですが、ネットで見つけた動画も合わせて(アップしてくれた人に感謝)。ファンの方々の読み応えあるレポートは、文末にリンクを紹介させていただきますので、合わせてぜひそちらも。

無限に広がる大宇宙

オープニングはAKBBの演奏から。ホールにビッグバンドの迫力ある生演奏が響き、期待が高まります。

そしてタケカワユキヒデさんが登場。漫画が大好きということで、かなりマニアックな昭和の少年マンガ誌ネタを披露されました。

漫画雑誌「冒険王」で1974年に「宇宙戦艦ヤマト」の連載が始まったという歴史から、その生い立ちを詳細に語ってくれて、初心者の私にも実り多い内容です。

スタイリッシュなキャラクターやメカデザインで、大人まで魅了した「宇宙戦艦ヤマト」の魅力。これが第一部の始まりでした。

地球を飛び立つヤマト

ヤマト以前の松本零士作品について触れました。「週刊少年マガジン」で1971年に連載が始まった「男おいどん」の、有名なサルマタケのエピソードを披露。松本先生の自伝的作品であり、本当にサルマタケをちばてつや先生に食べさせたこと。インキンタムシに良く効いた薬があり、現在ではその薬のパッケージは松本零士先生のデザインだそう。

帰宅後に調べると、湧永製薬の「マセトローションT」でした。クレアさんのような女性がいますねw 私には縁のない薬だったので、見たことがありませんでした。今度薬局で、こっそり見てみようと思いますw

ここで、ビッグバンド「AKBB」のバンド紹介がありました。そして続く名曲が…

宇宙戦艦ヤマト

イントロのホーンセクションだけで胸いっぱいになります。ジャジーなアレンジで、とてもかっこいい「宇宙戦艦ヤマト」でした。

以上で第1部のヤマトが終わり、第2部は「宇宙海賊キャプテンハーロック」です。

交響組曲 宇宙海賊キャプテンハーロックより序曲 〜果てしなき宇宙の海〜

少年誌での連載だったヤマトとは変わり、ハーロックは1977年、青年向けの漫画雑誌「プレイコミック」で連載が開始。女性は買いにくかったと思うとコメント。

ハーロックは本連載だけでなく、数々の松本零士作品にも登場したこと、どれも一貫して“自由に生きる男のかっこいい姿”を表現していたこと、フランスではアニメの視聴率が70%もあったことなどを話してくれました。

そして、水木一郎アニキの登場です!

キャプテンハーロック

特注だという、ハーロック風のマントで登場。初めて生で聞く水木一郎さんの歌声、力強さと男らしさに感動しました。

テレビなどで、トークもユーモアたっぷりなことを見ていましたが、タケカワユキヒデさんとの掛け合いが面白いこと!さっきまでの凛々しさとは180度ちがう“おもしろおじさん”な水木さんですw

マントは、完全にハーロックのデザインを再現するのはおこがましいと、本来は赤い裏地ですが、シルバーで作ったそうです。

当時の「キャプテンハーロック」のレコーディング話。60人以上のオーケストラと、同時録音でとても緊張したそう。
これまでアニメイベントは子供や家族連ればかりだったのに、ハーロックのレコ発イベントでは、ほとんどが女性客で埋め尽くされて驚いたことなど、数々の思い出話や裏話(ささきいさおさんのヤマトは男性客ばかりといったジョーク?とかw)を聞かせてくれました。

そして、ほとんど漫才のようなトークから、キリリとスイッチが入って……

われらの旅立ち

ハーロックのエンディングテーマ。当時テレビで見ていた、小さな女の子「まゆ」が走って行く映像を覚えていました。

この曲で生き方を変えた人がいたこと(テレビ局の仕事をやめて、映画会社に移り今では社長にまでなられた人がいる)、そしてそんな風に影響を与えたこの歌をうたえてよかった、というエピソードを話されました。

子供の頃は、その歌詞の意味まで理解できませんでしたが、改めて今読んでみるとすごいですね。

君が生きるためなら この船に乗れ 胸に信じるものの ためにだけ旅立て

青春時代に、このメッセージとハーロックの生き様が重なり、ガツンと心に刻まれた人は多かったのだろうな、と思いました。

むかしむかし

ここで、浅野孝已さんが登場。夢の共演だ、と嬉しそうな水木さん。でもこの挿入歌は、恥ずかしながら記憶にありませんでした。

みんなも一緒に歌って欲しい、こんな歌のような世界にしてはいけない、と。いったいどんな歌なのだろう……と始まって、驚いてしまいました。

とても恐ろしく、哀しいバラード(歌詞サイトへのリンク)。政府に逆らうお尋ね者なハーロックなのに、地球を守るために命をかけて戦う。その故郷・地球が、こんな昔話しでしか語ることが出来なくなったら……36年も前に問われていたこの歌詞に、今の私達は答えられているのだろうか。「一緒に歌って欲しい」と客席にマイクを向けた水木さんの思いが、やっとわかった気がしました。

そして、浅野孝已さんは一時退場。

おれたちの船出

1982年にアニメ放映が始まった「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」のオープニング曲。「舵をとれ 心のままに」と、手を振りかざしマントをひるがえして歌う水木さん。かっこよかったです。

ハーロックのバラード

同じくエンディング曲のバラード。水木さんはロボットアニメのパワフルな歌もかっこいいですが、バラードの優しく、そして哀愁のある歌声も素敵ですね。

ここで第2部が終了しました。

第3部は、1977年に「少年キング」で連載が開始された「銀河鉄道999」。まずはAKBBによる演奏。

惜別 そして未知への憧れ、惑星メーテル

この2曲が私にはわからず、帰宅後に検索して見つけた、参加された皆さんのブログで判明しました。参照したのはNIKONIさんのこちらのレポート。ありがとうございました。

そして、ミッキー吉野さん、浅野孝已さんが登場しての……

Taking off

1979年に公開された映画版「 銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)」で生まれた名曲です。ささきいさおさんの歌うテレビアニメ版主題歌「銀河鉄道999」の、不安や期待の入り混じる不思議な旅路のイメージとはまた違う、このゴダイゴの明るいテーマソングは、子供心に衝撃的でした。

そしてミッキーさん、浅野さんとの楽しいトークの後、なんと松本零士先生が来場されていると。客席から壇上へ招かれた松本先生は、メディアでお見かけする帽子をかぶったあのお姿。お客さん達も最大のリスペクトで迎えます。

これまでタケカワユキヒデさんが披露した、松本零士作品秘話を補足するように、先生自らのトークが始まりました。ファンの方々にはたまらなかったでしょうね。

先生はとても沢山のお話を続けられ、独演会状態。あと残す曲はアレしかないと、きっと会場の誰もが思っていたと思いますが、公演終了時間も間近になる程、先生の熱弁が止まる気配はなく。ちょっと心配になった頃にタケカワユキヒデさんが「歌っていいですか」と微笑ましく軌道修正w

深々とお辞儀される先生を見送り、始まったラストソングはもちろん、

銀河鉄道999

かっこいい!大満足!説明不要ですよね。

終曲・別離そして新たなる出発

※こちらはカバーされた方の動画です。

AKBBの演奏による最後の曲が流れ、鳴り止まない拍手の中終わったコンサートでした。

漫画の世界観とイメージソングがリンクした素敵コンサート

私のような当時の記憶がおぼろげな者でも、とても楽しめた感動的なコンサートでした。

何より、スクリーンいっぱいに映しだされた肉筆の松本作品は、アニメとはまた違うリアリティ。細かなペンのタッチまで良く分かる大画面は迫力満点でした。

そして、歌の世界観に合わせ選ばれた名シーンが、歌詞やメロディとリンクして、とても感動的。漫画原稿なのでモノクロなのですが、歌と演奏で、当時憧れてテレビを見ていた記憶が呼び起こされ、ヤマトの真紅の艦隊や、メーテルのブロンドな髪が目に浮かびました。

アニメソングや特撮ソングのイベント等で、VJさんが作品映像を流してくれるのを何度か見ていますが、こういった「作品映像&音楽」というスタイルは、お互いの魅力を増幅させ、とても面白いと思いました。

出演者さん、お客さんの感想

最後に、ネットを検索して見つけた出演者さんの投稿や、お客さんの感想をリンクいたします。

水木一郎さんのTwitterより

水木一郎さんのFacebookページより

演奏をされたビッグバンド「AKBB」赤塚謙一さんのブログ

松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート|赤塚謙一とらんぺっと

参加された方のブログ

▼Pooさんのレポート。ゴダイゴのファンでおられるそうで、さすがの詳細なレポート。
松本零士の大宇宙ギャラクシー・コンサート~その①|Pooのつぶやき
松本零士の大宇宙ギャラクシー・コンサート~その②|Pooのつぶやき
松本零士の大宇宙ギャラクシー・コンサート~その③|Pooのつぶやき

▼堀さんのレポート。松本先生のトーク内容までばっちりの、読み応えあるレポート。
レポート:松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート(9/6 かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール) : 堀さんのLive Alive~ヲタ成分増し増しで~

▼NIKONIさんのレポート。こちらもゴダイゴのファンでおられるそうで、最後のサイン会まで詳細な4部作のレポートは圧巻です。
NIKONI #松本零士の大宇宙ギャラクシーコンサート 1部2部
NIKONI #松本零士の大宇宙 ギャラクシーコンサート 第3部(3ダイゴ)完成編
NIKONI ギャラクシーコンサート、タケの画像チョイスに感動!
NIKONI #松本零士の大宇宙サイン会 にて。

▼一之瀬 紗月さんのレポート。筋金入りの古代進ファンとのこと、さすがのヤマト愛を感じる内容です。
† 書かずに死ねるか!? Jazz de YAMATO

▼an_doughnutさんのレポート。会場の様子がわかる見事な写真ですが、こういうのって立派なコンデジで撮られているんでしょうね。スマホじゃこうはいかない。
松本零士の大宇宙 ギャラクシー・コンサート – 小さな祈り


記事中でリンク・引用いたしましたが、問題あれば削除します。お手数でもコメント欄やTwitter@369shizukaメールフォームよりご連絡いただければ幸いです。

 

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